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1月24日(日)。 以前からお世話になっている久保さん主催の 'Pat week' というコミュニティの人達が集まってくれました。そういうことで、私、矢堀の勤めるメーザー・ハウスの卒業生、そしてvirtuosoで何度か出演してもらっている北川翔也くん(g)らに声をかけて演奏してもらいました。本来は「通常営業日」でのgigが行われたというわけです。やはり出演者の一人である小栢伸五(b)と、中野紗紀(k)、安倍弘樹(d)のカルテットでの「パットメセニー・トリビュート」実に爽快でした。

'Pat week' の人達は、まさに「ベテラン」(笑)のPat Methenyフリークの方々。殆どの人が、彼らの演奏の曲を熟知している人達の前で素晴らしい演奏をしてくれました。勿論、皆さん大喜び、拍手喝采。僕も嬉しかったです。

 

もはやスタンダードですね。ま、確かにコピーバンドなのかもしれませんけど、彼らの演奏にはそれを超える可能性を感じると思います。当然、それ相応の場ではオリジナルを演奏して音楽を発信しているわけです。

僕もPat Metheny、John Scofield、Mike Sternらの演奏にはどっぷり、心酔していましたし、彼らのオリジナルのコンテンツは凄まじいものです。しかし、特にこのお三方の演奏で感銘を受けたのはそのスタンダード楽曲の演奏です。あまりそういった知識のないころ、高田馬場のBig Boxでのパットのクリニック、ですね、あれは、に行きました。そこでパットが演奏していたのは、All The Things You areや、O grande Amorと言ったスタンダードでした。その頃の僕にとっては意外でしたが、NYCで見たマイクのギグ、これもスタンダードでどちらも素晴らしい演奏でした。彼らにはそうしたフィールドがあって、そうした演奏は今でも続けているでしょう。スタンダードの演奏は形式的でつまらないと感じる方も多いかもしれませんが、同じ楽曲を違うプレイヤーが全く別の解釈、フレージング、アイディアで演奏する様は実に面白いですし、そこでの勝負、というかプレイヤビリティはニュートラルから発生するプラスαというか、実にスリリングです。そんなプレイヤーになりたくてやってきた人達が、virtuosoには集まっているのでしょう。単純に楽曲を聴かせるのではなく、同じ前提条件から繰り出すそのプレイヤビリティはとても面白いなと思うのです。